インフルエンザ感染予防!知っておきたい対策と習慣

衛生
記事内に広告が含まれています。

インフルエンザが流行っていますね。

早くも、私の子供が通っている学校でもインフルエンザウイルスによる学級閉鎖がありました。

インフルエンザの流行シーズンが近づくと誰もが気になるのが感染予防対策です。インフルエンザは重症化することもあるため日頃からの予防対策が重要になります。

数年前にコロナウイルスでのパンデミックを経験した皆さんは、感染拡大防止の知識をしっかりと学んでいるはずです。

ここでは皆さんと予防対策を思い出しながら、あなた自身とあなたの大切な人を守るために、ぜひ実践していただきたい予防策と習慣を紹介します。

感染予防策の3つの基本

最も効果的ですぐに始められる感染予防策の3つの基本を紹介します。

1:ワクチン接種

まだ予防接種を受けられていない方も多いのではないでしょうか?私もまだ受けられていません。

インフルエンザワクチンは接種後、効果が現れるまでに通常2週間程度かかりますので、流行が本格化する前に接種することが推奨されています。インフルエンザワクチンには発症そのものを予防する効果と、重症化を予防する効果が認められていますので、なるべく早く予防接種を受けることをおすすめします。

※毎年そのシーズンに流行が予測されるウイルス株に合わせて製造されるため、毎年の接種が必要ですので『去年打ったから大丈夫』は通用しません。

2:徹底した手洗い

基本中の基本の予防方法です。ウイルスや菌は手を介して感染することが多く、手洗いは最も効果的な対策でもあります。ウイルスや菌が付着した手でドアノブ・手すり・リモコン食器などに触れることで簡単に感染は拡大していきます。外出先から戻った時や、調理・食事の前などはこまめに手を洗いましょう。食品製造の場でも手洗いは菌を除去するのに有効だとして1時間ごとの手洗いが実施されています。

  • 効果的な手洗い方法
    • 石鹸を使い、手のひら、手の甲、指の間、爪の間、手首までを30秒以上かけてしっかりと丁寧にこすり洗いします。流水にさらすことでもウイルスや菌は洗い流されますので、石鹸で洗ったあともしっかりと流水で泡をすすぐことを推奨します。
  • アルコール消毒液を併用
    • 手洗い後はアルコール消毒液を併用するとさらに効果的です。アルコールは手荒れを起こしやすいので、ハンドクリームなどでケアすることも忘れずにおこなってください。※手が荒れていると手洗い時の洗浄効果が低下してしまいます。

3:咳エチケット

人の多い場所に行く際はマスクを着用するといいですね。これは自分が感染しないためではなく、他の人にウイルスを撒き散らさないためにするための対策です。咳やくしゃみによる飛沫感染に非常に有効ですので、積極的にマスクを着用することを心がけましょう。

  • マスクが無い場合
    • マスクが無く、咳やくしゃみがとっさに出た場合は服の袖ハンカチなどで口と鼻を覆うのが推奨されます。手のひらで覆うとその手で物に触れた時にウイルスを広げてしまうため避けましょう。口や鼻を覆った服やハンカチはベタベタ触らずなるべく早く洗濯や殺菌をしましょう。

日常生活で取り入れたい健康習慣

自身の免疫力を高めることで、ウイルスが体内で増殖しにくい環境を整えることも重要な予防策になります。

適切な湿度と換気の維持

空気が乾燥すると喉や鼻の粘膜の防御機能が低下します。加湿器などを使って湿度を50~60%程度に保ちましょう(コロナウイルス対策時は60%が推奨されていました)。また、加湿器で使えるウイルスに有効な除菌水も販売されています

閉め切った部屋は空気がこもりウイルスの濃度が高くなりがちです。定期的に換気をし、新鮮な空気を取り入れましょう。厚生労働省では30分ごとの換気を推奨していますが、少なくとも1時間に1回は換気をすることをおすすめします。

十分な休養とバランスの取れた食事

睡眠不足や過労は免疫力を低下させます。毎日十分な睡眠をとり疲れた体を休ませましょう。私も過労後は風邪をひきやすいです。

ビタミンやミネラルを豊富に含むバランスの取れた食事を心がけ体調を整えましょう。どうしても食事の栄養がバランスが偏るようでしたらサプリメントで接種するのもおすすめです。しかし、基本は食事からなのでしっかりと食事をして体力を維持しましょう!

人混みを避ける

ウイルスの感染を避けるためには感染しそうな場所に行かないのが一番です。なるべく人混みの多い場所への外出を控えましょう。

やむを得ず人混みに行く際はウイルス対応のマスクを着用し、こまめなアルコール消毒や手洗いをおこないましょう。


もし『かかったかも?』と思ったら…

インフルエンザの症状かな(急な高熱、関節の痛み、全身倦怠感など)と思った場合は、無理せず医療機関を受診しましょう。

発熱がある場合のルールは病院によって異なりますので、事前に病院のホームページで調べるか、電話などで連絡をして確認してください。

最後に

今回はインフルエンザウイルス予防対策として紹介しましたが、インフルエンザウイルスに限らず他のウイルスや菌にも有効な対策ですので、日頃から実践していくことをおすすめします。

自身の健康や周りの大切な人のためにも積極的に対策していきましょう!

アバター画像

当サイトでは主に食品製造の業務でも実施される『清掃や衛生管理』の知識を皆さんの生活でも役立ててもらえるよう情報として発信していきます。また、気になった事や個人的に気に入ったおすすめアイテムなどの紹介もしていきますので、良かったら見て行ってください!

・出身 埼玉県

・趣味 DIY、釣り、ブーツ、国産デニム

・資格 食品衛生責任者

記事の内容へのご質問や、記事の削除依頼等がございましたらお問い合わせフォームまでよろしくお願いします。

Karasuをフォローする
衛生
スポンサーリンク
シェアする
Karasuをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました